![さやか](https://miettedor.com/wp-content/uploads/2021/12/shohara_sayaka-10-scaled.jpg)
『さやか先生~!!発酵機の温度って何度設定が良いですか?』
って皆さん発酵機の温度を聞いてくるのですが・・・。
発酵機の温度を設定するには、知っておきたい事がありますよ。
発酵機に入れなくても良い時もあります。
そもそもの質問が間違えているのです。
酒種酵母で作る発酵機の温度。
何度が正解?
これについてお話し致しますね。
パン作りでは発酵機が必要?
まず、発酵機の役割。
これはパン生地が発酵しやすい温度設定にする事となっています。
その時に大切なのが、発酵機の温度ではなく
パン生地の温度
もう一度言うと、発酵機の温度じゃなくて、生地の温度を何度にするか。
これを知る事が必要です。
イーストでパン作りの時にも発酵温度が上がると、発酵が早くなります。
その時に必要なデーターも生地温度です。
生地が冷たいなら、最適な温度にしてあげる。
パン作りでの発酵機の役割は、暖かい場所に置く=生地温度を最適にする
この認識になります
酒種酵母の発酵温度とは
![](https://miettedor.com/wp-content/uploads/2018/02/600x400-1.png)
酒種酵母の発酵温度。
酒種酵母で作ったパン生地の最適温度は22℃~26℃ぐらいを推奨しています。
この温度でいくと、発酵がスムーズにすすみ、
レシピ通りにパン作りができます
※ここで注意してもらいたいのは
この時の酒種酵母はミエットドールで使用している酒種酵母です。
他で作ったものは、様子が分からないのでまた違っているかもしれません
冬の寒い時に生地温度がとても冷たいなら
発酵機の温度は35℃設定でもOKです。
そして生地温度を上げてあげる。
逆に、夏の暑い時は生地温度が高いので、常温でも発酵がすすみやすいので
保冷バックにいれる時もある。
※生地温度が高いと発酵が早いです。
6時間という事にとらわれず生地の様子をみてくださいね。
このような感じで生地温度を調整しながら発酵機を利用してください。
1次発酵は自然に任せる事も多いですが、最終発酵は発酵機を活用しています。
酒種酵母パンって大変?
温度の事を考えると、酒種酵母パン作りってちょっと大変かも?
って思いますよね。
大丈夫です!!
パン作りで皆さんが失敗するのは、時間でパン生地を調整しようとするからです。
レシピの時間通りにパンが作りたい。
このように思うと、生地温度が必要になってきます。
ただ、パン生地に任せた時間にすれば、パンの様子をみながらのんびりパン作りが出来ますよ。
ミエットドールで使用している酒種酵母は強い酵母です。
必ず待てば発酵します。
冬の寒い時に温かい部屋でのんびり発酵もOK。
夏の暑い日は涼しい部屋で発酵OK
難しく考えなくてOK。
発酵完了の目安をレッスンで学んでいる方にはお伝えしています。
時間でなく、生地の様子で発酵をみる。
生地の様子を見て・触って・座学できちんとお伝えしています
失敗しても美味しい酒種酵母の魅力
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ちょっと発酵しすぎたかな?
発酵不足だったかな?
パン作り初心者の時は特に発酵の目安が分からなくて、
失敗したかも?って思う時有りますよね。
私もたくさん失敗しています。
でもね、イーストの時は、カチコチで食べれない。
パンが全然美味しくない。
こんな事があったのですが、酒種酵母の良いところ。
ちょっと発酵不足でも、過発酵でも美味しいです。
※ちょっとの失敗の時ね。
初心者さんでも美味しくパン作りが出来る酵母です。
また酒種酵母の魅力をお伝え致しますね