最近酒種酵母の調子がいつもと違う・・。
何だかすぐに水っぽくなったりします。
どうしたらよいですか?
って質問が多く届くようになりました。
こちらの質問にお答えしますね。
夏の酒種酵母の種継ぎ方法について
暑くなってきました。
季節が変わると酒種酵母の様子の違いが変わる事を皆さん感じていると思います。
特に初めて酒種酵母をスタートしたのが冬の方は
まったく様子が違う事に驚かれているのでは?
最近とても連絡が多く届くので
夏の酒種酵母の種継ぎ方法をお伝えしますね。
水の温度に注意する
酒種酵母の最適な活動温度が22℃~24℃としています。
こちらの温度帯で種起しをしています。
そして種継ぎする時もこの温度でするととてもスムーズです。
夏になると外気温も高い。湿度もある。
そうなるととても発酵が早いです。
これをセーブする為に私は氷水を使用したり、
保冷バックに入れたりして、ゆっくり種継ぎを行っています。
冷蔵庫に入れるタイミングを調整する
少し暑くなってきた時には
私は酒種酵母の種継ぎをした時に
いつもより少し早い目に冷蔵庫にいれます。
目安はご飯が溶けてきたかな・・っていう感じです。
そして冷蔵庫であとは冷蔵庫でじっくりと発酵を促しています。
皆さんの家庭の冷蔵庫の温度にもよりますが、
我が家の冷蔵庫は開閉が多くて・・あまり温度が下がらない為
この方法が良い感じで酒種酵母の種継ぎが出来ます。
頑張らなくて良い酵母です
神経質にならなくて大丈夫な酵母です。
少し弱くなったら、種継ぎをして使ったら大丈夫です。
2週間ぐらいで種継ぎしてくださいね。
このようにお伝えしていますが、
夏の酒種酵母はパン作りをする前々日に種継ぎしてパン作りすると良いですよ。
1年中を通して分かる事
季節ごとに酒種酵母の様子は違います。
1年中通してみる事で分かる事があります。
皆さんの家庭の冷蔵庫にある酵母になればといつも思っています。
すぐに復活するし
とても強い酵母です。
ちょっといつもと様子が違うな。そんな時はいつでも連絡くださいね。